igaigaの徒然読書ブログ

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「作家刑事毒島の嘲笑」 中山七里



作家刑事毒島の嘲笑 中山七里

保守系の刊行物で有名な出版社に、何者かが火を放った。公安一課の淡海奨務は、左翼集団の犯行とみて捜査を開始する。そこで出会ったのは事件に興味を示した作家兼業の名物刑事・毒島真理。虫も殺さぬような風貌とは裏腹に、毒島は容赦ない毒舌で犯罪者をこきおろす。淡海はその様子にたじろぎつつも、行動を共にすることに。間もなくネットに公開された「急進革マル派」を名乗る過激派の声明。果たして事件はテロの予兆なのか?作家刑事が鋭い舌鋒で事件を解決する大人気シリーズ第三弾!



今回もいろいろな毒があって面白かったです。
とりあえず、5年前に1冊本を出したきりの人は作家ではなく「失業者」と
呼ぶらしく(^^;)、「壁本」というのは読んだあとに壁にたたきつけたく
なるくらいの駄作の事を言うらしい(^^;)
そんな毒島刑事ですが、時系列的には2作目→1作目→本作。
となります。


公安課の人とコンビを組むことになりましたが、
作家と兼用しているため、刑事として登場するのは週に1回らしい。
しかも、今は技能指導員という役職になった毒島。


今回は左とか右とかそういう思想関係の犯罪が多かったですが、
SNSを無料ではなく課金制にしたら、中傷とかクレームが減る
と書いてました。確かに無料で匿名だからするんだろうな。


ラストはもしかしたら・・・と思ってたらその通りで・・・
なんだかそうであってほしくなかったので少し残念でした。
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