igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「GOSICK(7) 薔薇色の人生」 桜庭一樹



GOSICK 薔薇色の人生 桜庭一樹 

クリスマス直前の気分に華やぐ聖マルグリット学園。だが、外の世界では「2度目の嵐」が迫りつつあった。父ブロワ侯爵によって首都ソヴレムに召喚されたヴィクトリカ、心配で後を追う一弥。ソヴュール王国最大のスキャンダルにして謎、王妃ココ=ローズの首なし死体事件に挑むふたりに侯爵の謀略が…。豪華劇場に過去と現在が交錯し、大いなる罪が暴かれたとき、世界はその様相を変える。ヴィクトリカと一弥の運命は-。(BOOKデータベースより)

この(7)から、新たに書き下ろしになるんですかね?(・ω・)
よく分からないながら、富士見ミステリー文庫にはない作品です。
気づけば5月にGOSICKsも出るみたいですし、GOSICK人気大ですね~(´∀`)

今回はヴィクトリカの母、コルデリアの過去も明らかになります。
かなりセシル先生が怪しい人に見えますが、それはまたそれでご愛嬌。
ハトを頭に乗せたり、ウサギを頭に乗せたり、ブロワ兄妹のすることはやや不思議ちゃんですが(笑)、ブロワ侯爵登場。
やや空気が張りつめました。

そんな中でも一弥とヴィクトリカの距離は日に日に近く。

墓を掘り返すことになったときの一弥のお経(?)が笑えました。
お経で笑うのも失礼ながら、やっぱり「なんまいだー」なんだなと(^^;)
いきなり、異国の地で「なんまいだー」と、唱える一弥・・・
周りはさぞドン引きだったかと思えばそうでもないんだよね(´∀`)
そこらが彼のもつ純粋なところだったのかと。

でも、クリスマス&おたんたんのプレゼント渡さなかったな~。
楽しみにしてたのに。
ってことは、次作GOSICKsで・・・ってことでしょうか?
目が離せません(^^)

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「クライシスF」 井谷昌喜





クライシスF 井谷昌喜

引き算を間違えて死に至る事件が日本で同時多発!?―新聞社で閑職に就く自見弥一が察知しはじめたころ、サウジアラビアで航空機乗取り事件が発生。が、これも機長の飛行高度の計算ミスで炎上、全員死亡した!事件を追う自見は、国際的陰謀に直面することになる…。圧倒的な興奮と感動!環境問題をテーマに据えた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。(BOOKデータベースより)


はじめましての作家さんなのですが、「第一回 日本ミステリー文学大賞新人賞」受賞した作品だそうです。

それにしても・・・
計算ミスがきっかけで起きた交通事故や死亡事故。
ここから何故にあんなに壮大な陰謀に巻き込まれるのか・・・・?

読み終わっても結局何がどうなってこうなったんだっけ?
と首をかしげてしまった1冊になってしまった(笑)

だって・・・酸素ボンベ内の残りの空気を計算しまちがって死んだダイバー。
高速の料金所でおつりを間違って受け取った(この時点で話はやや昔)オートバイの運転手。
そのおつりの受取がきっかけで事故を起こして相手の車の子どもが亡くなる。

そこだけでいうとそれほど重大な感じがしない。

しかし、ここでハイジャックされた飛行機のパイロットが高度を計算し間違えて墜落。

そこからなんで~!?
と、いうくらい話が大げさになっていきました。
そこの段階についていくことが本当にややこしく(笑)
あくまでもきっかけが上の3つだったので、あたしも戸惑ったが自見さん(主人公)なども戸惑っただろうな。

基本的に離婚がキッカケでアル中になったという主人公という設定は結構あたし好みなんですけどね(´∀`)
藤原伊織さんの作品に出てきそうな主人公っぽい。
実は仕事できるんだぞーっていうのも好きなんだけど、それでもイマイチ乗り切れなかった1冊になりました(^^;)

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買った本 3月27日&20日

1冊ずつ買うと妙に記事にしづらいのでまとめて2冊。

最初に27日に買ったこちら。

GOSICK(7) 桜庭一樹



GOSICKも本編7です。
まだ途中ですが、いつものヴィクトリカと雰囲気が違います。
どうなるのか楽しみです。

カンナ 天満の葬列 高田崇史



こちらは20日に購入。
これも「GOSICK」同様、発売されたらすぐに読みたいシリーズものです。
感想は23日にUP済ですが、買ったら積んでおくのが我慢できない本のうちの1つ。

今回は2つあわせて1565円也( ̄ω ̄*)


そのほか、今回は土曜日にブログ友のかりんトウさんと会い、またまた恒例となりました本の貸し借りを決行。
お互い10冊以上借り&貸しました。
今回はどの本があたしの心をわし掴みするのか楽しみです。

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「孤高のメス 外科医当麻鉄彦(4)」 大鐘稔彦





孤高のメス 外科医当麻鉄彦 大鐘稔彦

実川は一躍マスコミの寵児となり、母親と一緒に映る幼児の元気な姿が新聞を賑わした。だが喜びも束の間、容態が悪化していく。この手術の成功に定年後のポストがかかった卜部教授は、最悪の結果となった場合、当麻の手術に原因があったと発表しろと実川に言い渡す。折しも幼児の心臓が停止した。果たして、この小さな命を救うことはできるのか。(BOOKデータベースより)

ここにきてやや波乱気味。
蘭先生の手術と、空也ちゃんの術後がメイン。

ただこの本を読んでいるとイマイチ当麻鉄彦という人物像が掴めないんだよな~。
冷静でいて冷静じゃないのか。
感が鋭いようでいて、鈍いのか。
分からない~(;´Д`)

当麻のことを好きな京子に向かって「君は青木君のことをどう思っているのかな?」なんて聞かれた日には京子にとっては地獄だ。
そして肉親が亡くなった時には人目をはばからず泣く。

いい大人なんだから、周りはばからず号泣なんてすんな!(`д´)=3

しかも医療に携わっているんだから。
しかし、手術や治療になると恐ろしく冷静。
それを考えるとなんっか読めば読むほどこの当麻という人物。
掴めない~(TдT)
実川さん、今回はいろいろ大変でしたけれど彼はまた誠実な人でありましたね。

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「シンメトリー」 誉田哲也



シンメトリー 誉田哲也

姫川玲子は、警視庁捜査一課殺人犯捜査係に所属する刑事だ。主任として、「姫川班」を率い、殺人事件の捜査にあたっている。なりたくてなった刑事、三度の飯より捜査活動が好き、できれば派手な事件に挑みたい。そんな女だ。しかし、事件の真相と司法との間には、割り切れぬ闇も確実に存在して…。警察小説の愉しみに満ちた傑作(BOOKデータベースより)

【目次】
東京/過ぎた正義/右では殴らない/シンメトリー/左から見た場合/悪しき実/手紙



ジウを連発して読んでの「姫川シリーズ」。
なんか違和感があるぞ(笑)
失敗か?でもドラマ化の影響からか姫川シリーズが図書館になくって・・・(TдT)
ようやく出会えたこちらの1冊。

今回は短編集なんだけど、あたしはこのシリーズで言うならば長編の方が好き。
短編になると姫川の暴走がないというか、なんか妙によく出来る刑事みたいな設定になる。
確かに姫川は良く出来る刑事ではあるけれど、菊田や井岡に翻弄されながら、もっと姫川の苦悩や苛立ちがみたい~!!

でも、短編は短編なりに面白いんです。
ただ読んでて「姫川ってここまでデキる女だったか?」と違和感はあるままだけど。

「東京」
墓参り中に出会った女性(当時の女子高生)との回想。
墓の中にいるのは姫川の先輩。
一瞬「この事件で殉職?」と思ったけど違ってました。

「過ぎた正義」
なんとなく姫川の行動スタイルかなと。
やみくもに行動しながらも野生のカン抜群。
普通ここまで野生のカンを筋道立てて説明は出来ない(笑)

「右では殴らない」
姫川の怒り炸裂。泣きベソをかいて反省したというのは笑える。
ただ、姫川=怒る はしっくりくるね。

シンメトリー
左右対称という意味。
電車脱線と聞くとどうしても福知山線を思い出しますがそういう話ではないのです。
目次もこのシンメトリーを軸にシンメトリー( ̄ω ̄*)

「左からみた場合」
なるほどね(笑)
なんか一昔前のトリックっぽいかも。
金田一くんに出てきそう。

「悪しき実」
この話がホロっときて好きです。
悲しい話なんだけど、愛よね!!( ̄ω ̄*)

「手紙」
人の心を開かせるのはやっぱり人の心なんだなと。
犯罪者が全てこうあるはずもないけれど、こうあってほしいと思った話。

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「最後の証人」 柚月裕子



最後の証人 柚月裕子

元検察官の佐方貞人は、刑事事件を専門に扱うやり手弁護士だ。そんな佐方の許に、かつて在籍した地検の所在地で起きた殺人事件の弁護依頼が舞い込む。高層ホテルの一室で起きた刺殺事件。物的証拠、状況証拠ともに、依頼人が犯人であることを示していた。男女間の愛憎のもつれが引き起こした悲劇。世間やマスコミの誰もが、依頼人に勝ち目はないと見ていた。しかし佐方の、本筋を見抜くプロの勘は、これは単純な事件ではないと告げていた。敗戦必至の弁護を引き受けた佐方に、果たして勝算はあるのか。やがて裁判は、誰もが予想しなかった驚くべき展開をみせる…。(BOOKデータベースより)

面白かったです!!(・∀・)

最初の仕掛けというかプロローグで「これはもしや・・・?」と思ったのが、
やっぱり「もしや」であたしの想像通りだったんだけどね。
この人は前回の「臨床真理」でもそうだけど、あたしの予想通りのところに球が返ってくる。
あたしと発想が似ているのか?それともあたしが読んでる本と趣味が似ているのか?(笑)

裁判モノ好きなのですが、「裁判長!!」「異議あり!!」とかとか言うのとは違って、息子を交通事故で亡くした夫婦の復讐をメインに書かれてて夫婦の・・・とりわけ母親の執念がとても表れてた。
仕掛けはバレやすかったにしろ、こういう書き方もあるのかと鳥肌立ちそうだった(笑)
もう少し裁判の緊迫した空気とかあるのかなと思ったのだけど、夫婦の執念がすでに緊迫!!
好きですね~。
こういう話。
柚月さんですねφ(・・*)メモメモ・・・
また次の作品が出たら読みます!!

それはそうと・・・「弁護側の証人」を再読したくなりました~・・・(´ー`*)
意味はない・・・なんとなく( ̄m ̄*)

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「ボーン・コレクター」 ジェフリー・ディーヴァー



ボーン・コレクター ジェフリー・ディーヴァー

ケネディ国際空港からタクシーに乗った出張帰りの男女が忽然と消えた。やがて生き埋めにされた男が発見されたが、地面に突き出た薬指の肉はすっかり削ぎ落とされ、女物の指輪が光っていた…女はどこに!?NY市警は科学捜査専門家リンカーン・ライムに協力を要請する。彼は四肢麻痺でベッドから一歩も動けないのだが…。(BOOKデータベースより)

いや~。やっと読みました(;´Д`)
読んでしまえば早いんだけど、読むまでが長いワタクシ。
買って半年くらい寝かせたました。
21日(祝)出かける予定だったんだけど、「ガソリンの無駄遣いしてたら会社に行かれなくなる。ここは上下巻腰すえて読むか!」と、読み始めたはいいけれど、あたし映画をテレビで見てるんですよね。
そんなわけであたしの頭の中をデンゼル・ワシントンが行ったり来たり(笑)

サックスは言いました。「デ・ニーロみたいよ( ̄ー ̄*)」
igaigaは思いました。「どちらかと言うとデンゼルだわん( ̄m ̄*)」

そんなこんなで映像で見ると想像力が失われます。
映像化してないと勝手に想像&妄想しながら読めるのですけれどね~。
映像を見てしまうとイメージが固定されてしまうのが残念。
昔はP・コーンウェルなどなど海外小説を沢山読んでましたが、最近では国内モノばかり読んでいたので頭がなかなか回転しなくて状況を掴むのに苦労しました。
ただでさえ回転いいほうじゃないんだけど(笑)

でもようやく読んだ!とうとう読んだ!!
これで次に進めます(^^)
次も上下巻ものでしたっけ?
だんだんとこの世界に入っていけるのではないかという予感


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「カンナ 天満の葬列」 高田崇史



カンナ 天満の葬列 高田崇史

取材のため太宰府を訪れた竜之介と時を同じくして湯島天神を参拝した貴湖。二人は、菅原道真公がなぜ大怨霊と恐れられるようになったか疑問に思う。そんな折、出賀茂神社社伝を盗もうとした賊に丹波が襲われ、甲斐もまた何者かにつけ狙われる。黒幕を調べるうちに社伝と道真に深い繋がりがあると分かり…。(BOOKデータベースより)

カンナシリーズ第7弾♪
なんだかんだでこのシリーズは早い。
早いが・・・読み終わるのも早い(笑)

それはそうと、今回ニューキャラクター登場。
志乃芙の妹である冴子。
なかなか胡散臭そうな女ですね( ̄ω ̄*)
この先どう来ますか?

この話も進みそうでその実進んでないんじゃないかといつも思うのですが・・・
甲斐と聡美、甲斐と貴湖、竜之介と貴湖。
それぞれ進展してそうで全く進展してないような。

ただ、どうやら時候は進んでいるようで。
貴湖が無事20歳になりましてレモンハイをガブガブ飲んでました(笑)

今回のサブテーマ(?)である菅原道真。
「本当に日本三大怨霊なのか?」がテーマ。
でも、あたしが小さいときは菅原道真→学問の神様というのが一般的だったと思うのだけど。
そうしてすくすくと素直に育ったあたしが「QED」を読んだら『菅原道真は怨霊だ。怨霊だ』と言われ「ハッ!菅原道真は怨霊だったのか!!」と思い、数年経って「カンナ」で『いや、怨霊じゃない!』・・・って・・・

「おいこらっ!!!

・・・と突っ込みを入れたくなるのはあたしだけでしょうか?

ラスト近くで「ほうろく」が怪我を負った時に現れた行きずりの変人・・・
彼は、御名形史紋でよろしいでしょうか?(〃ω〃)
ここで都合よく行きずりの毒草師登場ですか?と、軽いサブキャラの投入にはちょっと笑っちゃいましたが、QEDを読んでない人だとちょっと分からないだろうな(^^;)
でも、前回の「鎌倉の血陣」にちょっと匂わせてましたね。あははっ!!


さて、進んでそうで進んでないイメージのこのシリーズ・・・
ガッツリ進めてくださいm(__)m


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「贖罪」 湊かなえ



贖罪 湊かなえ

取り柄と言えるのはきれいな空気、夕方六時には「グリーンスリーブス」のメロディ。そんな穏やかな田舎町で起きた、惨たらしい美少女殺害事件。犯人と目される男の顔をどうしても思い出せない四人の少女たちに投げつけられた激情の言葉が、彼女たちの運命を大きく狂わせることになる─これで約束は、果たせたことになるのでしょうか?衝撃のベストセラー『告白』の著者が、悲劇の連鎖の中で「罪」と「贖罪」の意味を問う、迫真の連作ミステリ。本屋大賞受賞後第一作。(BOOKデータベースより)

実はまだ湊さん2冊目です。
「告白」といういろいろな意味で容赦ない本と知合い、「またこの人の本を読みたい。すぐ読めるだろう」なーんて、安易に考え1年余り(^^;)
いつ行っても図書館では「貸し出し中」
予約するのも面倒だしな~と思って待ちの体制に入ったらようやく「贖罪」がありました(^^)

これも「告白」と同じスタイル。
登場人物が「贖罪」について「告白」する。
それぞれが告白する相手は小学生の時の同級生の母である「麻子」

小学4年生のエミリが強姦され殺された。
直前まで一緒にいた4人に対して、麻子は呪いをかける。
怖い親ですね~。
ありえない(TдT)
「それでも子の親か」と思うのだけども、「でも娘が殺されたんだから取り乱しちゃうかも」なんて思ったりもする。

しかし、このエミリママは相当のクセモノ。
子供の頃こんな母親と知合いにならなくて良かったよ
としんみり思ってしまいました(・ω・)ゞ

4人の女の贖罪
一番、当たり前の事を言っているのは由佳だったと思うのだけど。
彼女は家に「体が弱い姉」という爆弾を抱えているから多少すさんでしまったようだけど、ただ1人エミリママの脅しには屈しないという態度をとっていたと思うのです。
他の3人はそれぞれの贖罪
うーーーん。
この本も容赦なかったなと

今度はどんな湊さんの本に出会えるのか。
楽しみです(^^)

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◇◆この連休中に20000アクセス達成してました。ありがとうございます。今後ともヨロシクね☆-(≧∇≦)ノ゛◆◇

「シアター!2」 有川浩



シアター!2 有川浩

「2年間で劇団の収益から300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」――鉄血宰相・春川司が出した厳しい条件に向け、新メンバーで走り出した「シアターフラッグ」。社会的には駄目な人間の集まりだが、協力することで辛うじて乗り切る日々が続いていた。
 しかし、借金返済のため団結しかけていたメンバーにまさかの亀裂が走る!? それぞれの悩みを発端として、数々の問題が勃発。嫉妬や羨望、不安、存在意義、恋愛問題、そして旧メンバーとの確執も加わり、新たな危機に直面する。そんな中、主宰・春川巧にも問題が発生して……。どうなる「シアターフラッグ」!?(メディアワークス文庫HPより)


『去年の有川熱がすっかり醒めてしまって・・・』

・・・なんて言っていた自分を引っぱたきたい

やっぱり面白い(〃ω〃)
今回は司、千歳以外の劇団員にそれぞれスポットを浴びさせてのストーリー。
ちょっと甘いは甘いんだけど、だいじょぶ!
このくらいの甘さだったらだいじょぶ!!(・ω・)v

いいですね~。女同士の意地とプライドのぶつかり合い。
ゆかりの話なんて手を叩きたくなりました。
ゆかりと小宮山の関係が好き。
しれっとカッコイイ事を言う自称80点男の小宮山くん。
あたしはあなたを応援・・・したいけど・・・茅原くんもいいな
マニアックな感じがいいぞ(笑)
こんな個性ある面々なのかと改めてわかりました。

前に「シアター!」を読んだときはどうしても「司=堂上教官」が抜けなかったんだけど、ようやく司個人として読むことが出来ました。
年収600万も貰っているんだよね。
いい仕事してるね( ̄ω ̄*)

それにしても有川さんが描く作品ってみんな生き生きしていいな~と。
次が出たらすぐ買います。
絶対すぐ買います。
次作楽しみ(^^)


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